9years.net

『次世代マーケティングプラットフォーム』

“次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの” (湯川 鶴章)

近年、WEBサイトを中心として顧客のデータがかつてないほどに獲得できるようになりつつあり、企業の意思決定を最適化することに「データ」が大きく効力を持ちつつあります。

上の本もその関連で、タイトルに興味を持って読みましたが、海外でデジタルサイネージの箇所以外はとくに新しい内容・面白い主張に触れることはできませんでした。

携帯電話の売り場で、携帯電話に鎖がついていることがあるが、あの鎖が何度引っ張られたかというデータを測定し、それに従って広告の内容を変えることも可能だ。

(MarketForward(デジタルサイネージ=看板を手がける会社)の元技術者より)

「携帯の鎖が引っ張られた」=「この携帯に興味がある」ということなんでしょう。リアル環境のユーザ行動の把握も現実化しつつあるようですね〜、興味あります。

あと、OmitureやSalesforceの幹部クラスのインタビューがさくっと日本語で読めたのがよかったかも。

この手の本でしたら、下記の本が圧倒的に本格的でお薦めです。

“分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学” (トーマス・H・ダベンポート, ジェーン・G・ハリス)

2 コメント

  1. 著者の湯川です。取り上げていただき、ありがとうございました!データ主導の経営に関してはわたしも非常に興味があります。もし面白い事例を幾つか入手できれば、次の本はそれをテーマにしたいとも考えています。最近では「Super Cruncher」という本が面白かったです。時間ができれば、「分析力を武器とする企業」を読んでみますね。ありがとうございました。

  2. tmaeda

    2008/10/7 火曜日 : 16:40:10

    >湯川さま
    はじめまして、前田と申します。まさかご本人に読まれてしまうとは想定しておりませんでしたので、大変恐縮なことを書いてしまいました。

    『分析力を武器とする企業』については、広告も含めた顧客とのコミュニケーションの最適化を、データ分析を通じて行い、利益を最大化していく事例が満載です。
    確か本の中でも近いことを取り上げておられたと思いますが、カジノのハラーズ・エンターテインメントでは、例えばスロットで負けてる顧客にドリンクの無料チケットを携帯に送るサービスをしている等も載っていたので、内容的に既にご存じのことも多いかもしれません。

    ブログも拝見しております。
    今後もご活躍を期待しております。

コメントを残す