第1回インタラクションデザイン研究会@東大で個人的に得たもの

先日6/19(土)に、東大で開催された「インタラクションデザイン研究会」に参加してきました。

スピーカーは慶応大学の増井教授、稲見教授、チームラボの猪子さん、takramの田川さんの4名で、さりげなく客席側にも山中俊治さん、暦本純一さんとホンマにありえんと思えるほど、一線の方々が一同に会する場でした。幹事の坂本さん、渡邊さんには感謝しています!本当にお疲れさまでした。また、会のヴィジョンとして、「インタラクションデザインを日本の産業の中核に据える」を掲げており、とても共感しています。運営チームもほぼ同い年で、 自分も貢献すべきと気持ちを新たに出来ました。

なお、会の内容について知りたい方は、下記の記事等をご参照ください。

さて、個人的な参加の目的は、インタラクションデザインについて今後の課題や論点は何だろなーと、そのヒントを得ることでした。そして、皆さんの発表・ディスカッションから以下のことを持ち帰れました(多くが最中に妄想したことばかりで、会の内容とは間接的ですw)。

  • デザイン対象となるインタフェース(界面)は、人の外側(プロダクト、物質)から内側(近年のつながりや感動といった本能的、情動的なもの、「テンション」「質量のないもの」(by猪子さん))に向かっている。
  • セルフサービスを支援するものをデザインしていく必要がある(ネットじゃ当たり前の前提ですが)。
  • プロトタイピングは、何をデザインすべきかという要件を洗い出すのにやっぱり有用(build to thinkマンセー)。
  • アウトプットのKPIの一つとして、コロンブス指数=インパクト/シンプル (by増井さん)ってのがありえる。
  • 製品/サービスはどんどんチューニングされる時代であり、チューニングのプロセスや思想もデザインの対象となる(田川さんリスペクト)。
  • インタラクションデザイン界には、クラフトマンを束ねるアントレプレナーが必要(その点で、猪子さんが輝いてた)。
  • 日本市場でやってくことの意義の一つは、世界的に見てレベルの高い消費者がいることじゃないだろうか(原研哉さんの『デザインのデザイン』リスペクト)。

どーでもいいですが、増井さん・田川さんは上半身の人、稲見さん・猪子さんは下半身の人という印象でした(笑)。どっちも大切ですが。

第1回の説明文に「インタラクション業界を外観すると同時に、私たちが向かう方向性について」とあったのですが、それが目的だとしたら目標意識が甘かったんじゃなかなーという印象でした。ただ、「インタラクションデザインについて、俺たちは何を議論すべきなんだろうか。。」という空気が途中から生まれてきて、大きな課題意識を共有することは出来たんじゃないだろうかと思います。

今後については、今回参加者の50%が企業の人間だったことからも、もう少しビジネスや具体的な価値提供の視座を取り入れたらいいのではと思いました。AppleやIDEOだって、インタラクションデザイナーだけじゃ強くないだろうし。

個人的にはインタラクションデザイン×ビジネスのフロンティアとして、Service Designが面白そうだと思ってますんで、このブログでも今後その辺りをトピックに取り上げていきたいと思います。

なお、第2回は山中俊治さんと暦本さんの対談だそうです。こちらは話が割とソリッドになりそうなので、楽しみです。


“第1回インタラクションデザイン研究会@東大で個人的に得たもの” への 7 件のフィードバック

  1. ピンバック: Toshiyuki Maeda
  2. ピンバック: satojun
  3. ピンバック: dotimpact
  4. ピンバック: Takuji Narumi / 鳴海拓志
  5. ピンバック: Toshiyuki Maeda
  6. ピンバック: tckwyk

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