#personal memo: 空海〜身体的・情報論的・量子論的

800年頃、密教を日本に持ってきた空海の思想(密教解釈)が、とても現代な感じがして驚きました。簡単なメモです。
  • 差異を重んじる。梵字は世界の差異を表象的に表すとして存在する。文字というのは、差異の世界。情報の話をしているようだ。
  • 他の仏教や禅と比べて、強く現世を肯定。この世界をよく悟り、よく遊べ。
  • 身体性をかなり重視。「顕形表」といって、「顕色」はいわゆる色(color)、この顕色が集積する「形色」はかたち、さらにそれが消滅したり相続したりすることを「表色」という。表色とは動的、時間的なもの。
  • お釈迦様のさらにその根本に「大日如来」がいて一番偉い。
  • 世の中の因縁(因果関係)をたどると、因縁では説明できない「不生」(因果の原点)にいたる。不生、つまり生じもせず、滅しもしないところからにあらゆるものが由来している。ビッグバン理論、宇宙の始まりを語るようだ。
  • 梵字の最初の一文字目である阿(あ)字が全ての始まり。つまり阿=不生を表す。さらに阿は口を開けばどこにでも出てくる存在であり、あらゆるものが不生である。部分が全体であり、全体が部分であるような。
  • 「自ら楽しんで大笑、他人を救って大笑」
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梅原 猛
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