#personal memo: システムとUXことはじめ

Donella H. Meadowsさんの”Thinking in Systems: A Primer“は、システム思考における名著です。
特にレバレッジのトピックが非常に面白いので、今後いくつかブログで紹介していきたいと思っています。
(本書より基本的なところを抜粋)
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システムとは、特徴的な挙動を生み出すあるパターンや構成(よく「機能」や「目的」として分類される)において、構成要素が一貫した仕方で組織化、相互連結化されたものである。
  • 一つのシステムは、その構成要素の集まり以上のものである。
  • システム内のたくさんの相互連携が、情報の移動によりシステムを操作する。
  • システムについて最低限明らかなこと(その機能や目的)が、システムの挙動を決定する最も重要な因子である。
  • システムの構成が、システムの挙動の源泉である。システムの挙動は、時間をかけて、一連のイベントとして明らかになる。
システムにレバレッジをかけるポイントは、以下の12個考えられる。
  1. パラダイムからの脱却
  2. パラダイムを変える
  3. ゴールを変える:システムの目的
  4. ルールを変える:インセンティブ、ペナルティ、制約
  5. 自己組織化:システムの構造を強化したり、変化させたり、進化させるパワー
  6. 情報の流れを変える:誰が情報にアクセスする、またはしないかの構造
  7. 強化型フィードバックループ
  8. バランス型フィードバックループ
  9. 遅れ
  10. ストックとフローの構成
  11. バッファー
  12. 数字(パラメータ)

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ソーシャルゲームなどまさにそうですが、経済的なシステムと顧客の行動メカニズムを一連のシステムとして捉えて、双方がハッピーになるためのレバレッジを見つけていくことが、これからの思考方法の一つとして重要になるんじゃないかと思っています。


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